園芸の秋、植物の植え込みを楽しむ
2024.10.14 GALLERY posted by bokumoru
古湯ゆけむり古本市に植木鉢やオブジェの出店をしている@bokumoru です。ひなた文庫さんとご縁があり、古本たちの中に紛れてひっそりと陶器作品を並ばせていただいています。
秋といえば食欲の秋、スポーツの秋、読書の秋、そして園芸の秋でもあります。植物の植え替えに適した温度は25度前後と言われているんですが、気温が緩やかに下がってくる9月下旬〜10月は、まさにちょうどいいタイミング。お気に入りの植木鉢を見つけて、家でゆっくり読書時間の相棒に植物を愛でてみるのはいかがでしょうか。
ということで、いくつかぼくモル鉢に植え込んだものをご紹介させていただきます!
Othonna retrorsa × ぼくモル鉢 藪の中
(約Φ85mm × h110mm)
藪の中を分け入った先にひっそりと生えている植物をイメージしてみました。一見すると枯葉まみれですでに枯れてしまっているようですが、こちらは冬型の塊根植物。ここから生き生きと緑色の葉を出してくれます。枯れた葉っぱが落ちずに堆積していく面白いタイプの植物です。
Astrophytum asterias v. nudum f. monst. × ぼくモル豆鉢 ZMZ
(約Φ60mm × h50mm)
亀甲瑠璃兜モンストという株全体が幾重にも隆起するサボテンと細胞がボコボコと分裂しているような植木鉢を合わせてみました。まだ小さな実生株なのでこれからどんな怪物へと変貌していくのかめちゃんこ楽しみです。
Dorset horn adenium × ぼくモル鉢 UP
(約Φ110mm × h85mm)
獅子葉と言われるうねり散らかす葉っぱを持つタイプのアデニウムと、うねりあげる形、波打つ釉薬が特徴の鉢を合わせてみました。今年も眠れる獅子葉たちが暴れてくれますように。
Aloe hybrid × ぼくモル鉢 YB
おそらくワイリーコヨーテの血が入っているアロエの交雑種と古木の幹肌やモニュメントバレーのような岩壁をイメージした鉢を合わせたもの。荒々しい棘をもつアロエの逞しさを際立ててくれました。
いかがだったでしょうか?個性あふれる植物たちにそれぞれどんな植木鉢を合わせるのか。一度植え替え始めるといつも時間を忘れて夜遅くまで楽しんじゃっています。ちなみにこのあと気温がぐっと下がる冬を控えているので、根っこはあまり傷つけないよう優しく植え替えてあげると、春先の立ち上がりが良くなることが多いです。
まだまだ載せきれなかったものがたくさんあるので、春の植え替えシーズンにぼくモル鉢とともにまたご紹介させてください!